2025.12.27
【サンテ通信】はじめよう「未病」対策
人生100年時代、豊かに生きていくためには健康寿命を延ばしていくことが重要となってきます。そこで、「未病」が注目されています。未病とは、病気ではないものの健康でもない状態を言います。健康診断などで病気が発見された場合は治療を行ったり、生活習慣を見直すきっかけとなるかと思います。今、健康である方は、自身に「未病」があるのか、ないのかの確認をしてみませんか?「最近疲れやすいな~」「ここのところ寝つきが悪い気がする」「食欲が落ちてきた」など、ちょっとした不調に気付いて対処していくことも大切です。今回は、未病とは何なのか?未病対策について考えてみましょう。 サンテ通信 1月号 「高齢者になっても、元気で自立した生活を送るためには、一人ひとりが心身に関する正しい知識を持ち、ライフスタイルを見直し、現状の未病の状態や将来の疾病リスクを把握しながら主体的に行動し、社会参加も含めた人生設計を描いていくべきである。行政やかかりつけ医などの専門家の幅広なサポートを受けながら、主体的に選択し、自ら行動変容を起こしていくことにより生活の質を高めていくことが必要になる。」厚生労働省「未病指針について」より引用 2026年、新しい年のスタートに、「未病」という考え方も取り入れながら生活してみてはいかがでしょうか。厚生労働省の未病指針にもありますように、ライフスタイルの見直しや健康に関する正しい知識も大切です。サンテグループ各店では、健康相談会を積極的に行っております。薬局でご相談いただくことはもちろん、各種イベントにも参加していますので、お気軽にお声がけください。 1月号のクイズはこちら↓ 答えは、B.飲酒 もう一つは「少酒」。アルコールは少量をたのしみ、ほどほどにしましょう。ということでした。 『一無二少三多』とは何? 日本生活習慣病予防協会の当時理事長であった池田義雄さんが考案した健康スローガンです。 一無(いちむ) 無煙(禁煙)・・・たばこの煙には7,000種類の化学物質、250種類の有害成分が含まれており、その内の70種類以上には発がん性が確認されています。また、様々な生活習慣病を引き起こすと言われていますので、喫煙は控えましょう。 二少(にしょう) 少食・・・暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上で重要です。栄養バランスのよい食事をよく噛んで、三食を規則正しく腹八分目で食べることを心がけましょう。 少酒・・・過度の飲酒を長く続けると、多くの病気が誘発される可能性があります。1日の飲酒量の目安は、純アルコール量で20g程度です。これは、ビールなら中瓶1本日本酒なら1合にあたります。週2日は休肝日を設けるなど、身体への負担も配慮し、たのしんでください。 三多(さんた) 多動・・・以前のサンテ通信「プラス10で健康寿命を伸ばそう」でお伝えしたのですが、今より10分多く体を動かすことで様々な病気のリスクを減らすことができると言われています。座りっぱなしは避けて、家事や庭のお手入れなどをしたり、合間にストレッチをするなど、取り組めることから始めてみましょう。 多休・・・睡眠だけに限らず、仕事の合間の休憩や仕事をしない休日、休暇など十分な休息を取ることで、心身ともにリフレッシュできバランスの取れた健康的な生活を送ることができます。 多接・・・社会や人との繋がりが途絶えると身体的にも精神的にも健康障害が起こりやすいと言われています。友人や家族と過ごす時間も大切ですし、趣味を楽しんだりボランティア活動などに参加することもオススメです。 健康相談会の日程


